YashiBlog - やしぶろ

フリーランスWebデザイナーの雑記。皆様のお役に立てる情報を発信できればうれしいです。

ツンドラモンスーン(森博嗣)

読了記念。

この本は、森博嗣著「つぶやきのクリーム」から始まるエッセイシリーズの4冊目です。

つぶやきのクリーム The cream of the notes (講談社文庫)

つぶやきのクリーム The cream of the notes (講談社文庫)

見開きの2ページで1テーマの文章になっていて、1冊が100テーマで構成されています。このシリーズを読むと、これくらいの文章を毎日とは言わないけど、2、3日に1つくらい書けたらいいなあと思ってしまいます。見開き2ページでたぶん1000文字くらいでしょうか。そう考えると、あまり軽くはないかもしれませんね。少なくとも僕みたいは素人には。読んでいる時の感覚で考えていると、これくらいなら書けそうだなと思うのですが、書こうと思うと手が進まないものです。

先日、当ブログを再開しましたが、これは「入力→分析→出力」の訓練の必要性を感じたためです。読書などで情報・知識を得る。得た情報を咀嚼し自分の技術とする。身に付けた技術を他に活かす、他者に伝える。これを繰り返すことが、成長のサイクルになるのだと思います。

本書の書き方について、森先生はテーマとなる1文を日々蓄積していき、本文は1週間程度で100テーマ分まとめて書き上げるそうです。テーマが決まればさらっと書けるらしいですが、さらっと書いたとは思えないほど文章は面白いです。内容にはほぼ同意出来るので、すんなり入ってくるというのもあります。

内容の抽象度もちょうど良いです。具体的すぎると理解しやすいけど、深くは考えないような気がします。内容に賛成または反対して終わり。みたいな。抽象的すぎると考えるのは面白いけど、読書が進まないw。さらっと読むことも出来るし、立ち止まって深く考えることも出来る。この抽象度が心地よいです。

ここまででやっと800文字*1ですよ。時間は40分くらいかな。頑張りすぎると続かないので今日はこれくらいにしておきます。

*1:Amazonのリンクとかも含む