ツンドラモンスーン(森博嗣)
読了記念。
ツンドラモンスーン The cream of the notes 4 (講談社文庫)
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/12/15
- メディア: 文庫
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この本は、森博嗣著「つぶやきのクリーム」から始まるエッセイシリーズの4冊目です。
つぶやきのクリーム The cream of the notes (講談社文庫)
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/09/14
- メディア: 文庫
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見開きの2ページで1テーマの文章になっていて、1冊が100テーマで構成されています。このシリーズを読むと、これくらいの文章を毎日とは言わないけど、2、3日に1つくらい書けたらいいなあと思ってしまいます。見開き2ページでたぶん1000文字くらいでしょうか。そう考えると、あまり軽くはないかもしれませんね。少なくとも僕みたいは素人には。読んでいる時の感覚で考えていると、これくらいなら書けそうだなと思うのですが、書こうと思うと手が進まないものです。
先日、当ブログを再開しましたが、これは「入力→分析→出力」の訓練の必要性を感じたためです。読書などで情報・知識を得る。得た情報を咀嚼し自分の技術とする。身に付けた技術を他に活かす、他者に伝える。これを繰り返すことが、成長のサイクルになるのだと思います。
本書の書き方について、森先生はテーマとなる1文を日々蓄積していき、本文は1週間程度で100テーマ分まとめて書き上げるそうです。テーマが決まればさらっと書けるらしいですが、さらっと書いたとは思えないほど文章は面白いです。内容にはほぼ同意出来るので、すんなり入ってくるというのもあります。
内容の抽象度もちょうど良いです。具体的すぎると理解しやすいけど、深くは考えないような気がします。内容に賛成または反対して終わり。みたいな。抽象的すぎると考えるのは面白いけど、読書が進まないw。さらっと読むことも出来るし、立ち止まって深く考えることも出来る。この抽象度が心地よいです。
ここまででやっと800文字*1ですよ。時間は40分くらいかな。頑張りすぎると続かないので今日はこれくらいにしておきます。